Hybodyとは?

Hybodyはバイオピークで開発した抗体と様々な機能を併せ持つハイブリッド組換え抗体です。組換え抗体に発光・発色・蛍光・シグナル配列等、多様な機能を付け加えることで抗体の発現・安定性・利便性・ロット間差等を向上させ、研究、検査における強力なツールとして活用することが可能になります。

Hybodyの特徴

同一ロットの抗体を安定的に大量供給可能

・小型化による安定性・可溶性向上、バックグラウンド低減

・抗体の認識機能に加えて、別の生理機能を併せ持つ高機能タンパク質の作製

・検出酵素一体型組換え抗体の創出(発色、ビオチン、蛍光、発光機能を持った抗体)

抗体ダイレクトクローニング法

 バイオピークは、組換え抗体を発現する大腸菌ライブラリーを、寒天培地上で、コロニー形成・抗体の発現誘導・クローニング・抗原抗体反応を同時に行うことにより、1ステップで抗体産生クローンを樹立する、抗体ダイレクトクローニング法を開発しました。この方法は、抗原を免疫した動物のB細胞から抗体遺伝子(VH, VL)抽出し、専用の分泌発現ベクターに組込み、抗体遺伝子ライブラリーを作製します。このライブラリーで形質転換した大腸菌を、フィルターサンドイッチ(図1)上に播種し、1晩培養することで、コロニー形成・抗体の発現誘導・抗原抗体反応の3つを同時に行うことが出来ます。形質転換体はコロニーを形成と同時に培地中に含まれる発現誘導剤によって抗体を発現します、陽性クローンから分泌発現された抗体のみが抗原コートメンブレンに捕捉されます。捕捉された抗体に付加したHisタグを利用して、抗原に結合した抗体を検出することで、陽性クローンをクローニングすることが可能になりました(図2)。

 

 抗体ダイレクトクローニング法は寒天培地上にコロニーを形成させるため、ハイブリドーマ法に比べて、多くのクローンを一度にスクリーニングすることが可能です。そのため、目的の抗体を産生する陽性クローンも多く取得することが出来ます。また、ファージディスプレイ法で用いられるパニング法によるスクリーニングとは異なり、クローン個々の発現する抗体を直接検出し、陽性クローンを同定するため、偽陽性が殆ど無いのが特徴です。ウサギ・マウス・ラット・ニワトリ等の様々な動物種のモノクローナル組換え抗体を作成することが出来ます。特にウサギへの免疫と、抗体ダイレクトクローニング法を組み合わせることで、高親和性のモノクローナル抗体を多数得ることが可能になりました。

 

 

 

バイオピークでの出来事を中心に更新中です。